2013/3/7更新

杜氏 今井昌平
今井 昌平
昭和45年10月24日 四季桜社長の長男として誕生
平成 5年 東京農大農学部醸造学科卒業
平成 6年〜8年 香露醸造元褐F本県酒造研究所 修業
平成 9年 宇都宮酒造梶@麹役従事
平成 9年11月   下野杜氏認定
平成 17年11月 宇都宮酒造梶@専務取締役就任
平成 19年11月 下野杜氏認定
平成 23年9月 南部杜氏認定
◆ 旨い四季桜造りに頑張ります ◆
 私・今井昌平は熊本県の香露醸造元褐F本県酒造研究所で修業した後に、宇都宮酒造鰍ノ戻り佐々木、市川、川村各杜氏の元で四季桜造りを学んでまいりましたが、今酒造年度より杜氏として四季桜を醸してまいります。父・源一郎は酒造りに命を掛けたといっても過言でないほどに酒造りに没頭し、45歳でこの世を去りましたが、亡くなる前に「たとえ小さな盃の中の酒でも、造る人の心がこもっているならば味わいは無限です」の言葉を残していきました。

 これからはこの父の思いを受け継ぎ、四季桜造りに取り組んでまいります。酒造りは麹菌、酵母菌といった微生物を相手に、細かな温度・湿度、時間の操作が求められるのでありますが、基本は旨い酒を醸そうとの心意気であろうと思います。皆様に四季桜は旨い!と言って頂けるように、蔵人一丸となって四季桜造りに頑張りますので、今後ともお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
◆ 南部杜氏夏季酒造講習会開催 ◆

 第98回南部杜氏夏季酒造講習会が、7月28日から31日までの4日間岩手県花巻市石鳥谷町で行われています。2日目に栃木県産業技術センターの岡本竹己先生が、栃木県産業技術センターと宇都宮大学で共同研究を行い、人間の官能を補完しながら経験の少ない酒造技術者でも熟度管理が可能となるような迅速評価技術の開発についての話をされました。

 宇都宮酒造では、この講習会に私・今井昌平と社員蔵人2名も参加致しました。これからは四季桜造りに生かせるヒントを学び、酒質の向上に努めてまいります。

2009/7/31更新

◆  日本酒フェア2008 ◆
 6月11日に独立行政法人 酒類総合研究所と日本酒造組合中央会との共催で池袋サンシャインシティで「平成19酒造年度 全国新酒鑑評会公開きき酒会」と「第2回 全国日本酒フェア」が行われ栃木県酒造組合ブースの係として参加してきました。

 午前11時から午後8時まで行われ、多くのお客様が栃木県ブースに来られて嬉しい思いを致しました。4月に東京の北とぴあで開催した「新世代栃木の酒」にも来られたお客様ともお会いし「柳田の米かもしたて」を飲んで大変喜んで頂きました。
 私たち酒を醸す者にとっては、美味しいという言葉が何よりの励みとなります。
2008/6/17更新
◆ 第7回 蔵元の技と心を飲む ◆
 5月24日に第7回蔵元の技と心を飲む「骨髄バンク・盲導犬育成支援チャリチィー」に参加し、たくさんのお客様に四季桜を飲んで頂きながら、蔵元ならではの酒の話で華を咲かせて楽しい時間を過ごしてまいりました。

 今回はスペシャルゲストとして日光アイスバックスのGK川口選手,白鳥選手、DF任田選手がおみえになり、四季桜を飲んでとても美味しいと喜んで下さいました。
 四季桜は今後も微力ではございますが、骨髄バンク、盲導犬育成支援に協力させて頂きます。
2008/6/17更新
◆ 新世代栃木の酒 ◆
 4月16日(水)に東京都北区王子の北とぴあで「新世代栃木の酒 下野杜氏 新酒発表2008」が行われました。今回は私が実行委員長を務めさせて頂きました。お越し頂いた方々には「栃木らしさ」をテーマとして、宇都宮の割烹酔心さんに栃木の食材を使用したお食事をご用意し、私達が自信をもって醸した栃木の地酒を楽しんで頂きました。

 自慢の新酒をお披露目しながら、多くの方々と日本酒の話題で盛り上がりましたが、貴重なご意見を参考にしてこれからも皆様に、美味しいと喜んで頂ける日本酒を醸してまいります。
 今後ともご支援ご指導の程、よろしくお願い致します。
2008/4/20更新
◆ 下野杜氏認定 ◆
 日本酒造りは杜氏を総責任者として数名のスタッフによって行われますが、当社では杜氏のもとで杜氏を補佐する「頭役」、麹を担当する「麹屋」、酵母の培養を担当する「もと屋」、米を蒸す担当の「釜屋」、精米を担当する「精米屋」、モロミを搾る担当の「船頭」、「モロミ管理担当」、「濾過移動係」など8名によって四季桜造りを行っています。

 杜氏制度は江戸時代に遡ることが出来る酒造技能集団で、その中で経験に富み優れた酒造技術や蔵人をまとめる等の能力を有した者が杜氏となり酒造りの指揮をとります。オーケストラのコンダクターと思って頂ければと思います。杜氏集団としては新潟県の「越後杜氏」、岩手県の「南部杜氏」などが知られていますが、酒造業界では近年、杜氏の高齢化による後継者不足が問題になっています。

 栃木県では、日本伝統の文化である日本酒の素晴らしさを、後世に伝えていきたいものと杜氏の育成に取り組んでいます。実技試験やきき酒試験・筆記試験・各種勉強会での講師など、栃木県の技術センターの課す厳しいカリキュラム・試験を経て「下野杜氏」に認定されます。因みに下野杜氏の「下野」は、江戸時代に栃木県を「下野の国」と呼んでいたことから名づけています。

 私は今年、この下野杜氏の認定を受けることが出来ました。
 今後も川村杜氏のもとで酒造技術を学びながら、下野杜氏として栃木の酒「四季桜」を頑張って醸してまいります。

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2007/12/10更新
◆ 仙台日本酒サミット2007 ◆
7月18・19日(水)仙台市「パレスへいあん」で[仙台日本酒サミット2007」が行われ多くの蔵元・酒販店が参加しました。
 会の趣旨は出品酒56点のきき酒勉強会ですが、 きき酒会終了後に宮城県酒造組合伊藤謙治先生と福島県ハイテクプラザ技術支援センター鈴木賢二先生による出品酒の寸評があり、その後出席者各自のきき酒の採点があり、きき酒能力の確認を行いました。
 これからもよりきき酒の向上に努力してまいります。

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2007/7/24更新
◆ 全国新酒鑑評会金賞酒とオリジナル酒を楽しむ会 ◆
 6月24日(日)に北九州八幡ロイヤルホテルで、ひらしま酒店様の「全国新酒鑑評会金賞酒とオリジナル酒を楽しむ会」が行われ、参加させて頂きました。今回で21回目となるこの会は、約180名のお客様が参加され大変に盛大な会でした。 宇都宮酒造と同席のご指名を頂きましたお客様とは、限られた時間ではございましたが とても有意義なひと時を過ごさせて頂き有難うございました。
 来年もお会い出来るのを楽しみにしております。

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2007/6/25更新
◆ 新世代栃木の酒 下野杜氏新酒発表 ◆
 4月18日(水)東京都北区の北とぴあで「新世代栃木の酒 下野杜氏新酒発表 2007」が、1部は飲食店、酒販店様のきき酒会、2部は一般愛飲家様のきき酒会で行われました。栃木の若手蔵元が自慢の新酒をいち早くお客様にご披露すべく毎年4月の第3水曜日に開催しております。
 四季桜では万葉聖、今井昌平、吟醸貴酒など7点出展いたしました。お客様には料理に合わせた飲み方をご提案し、またご要望によりお燗酒をその場でご提供し大変ご好評頂きました。

 今年は酒母屋(もとや)となった社員蔵人がブースに立ち、仕込み時の話を交えてお客様の応対をさせて頂きましたので現場の雰囲気を感じて頂けたかと思います。今後も仕込みに携わっている者を参加させ、皆様のご意見やご要望をお聞きしてこれからの仕込みに生かしていきたいと思います。

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2007/4/27更新
◆ 神田和泉屋学園 アル中20周年を祝う会 ◆
 10月21日(土)に神田明神会館で「お酒の学校神田和泉屋学園 アル中20周年を祝う会」が、アル大学講師で元国税局鑑定官室長の難波康之祐先生をお迎えし、在校生や同窓会員また蔵元など約180名が参加されて盛大に行われました。
 この「アルコール中学」は校長である神田和泉屋店主の横田達之氏が講師となり、自分のお酒を自分で選べる人が増えることが「本当の日本酒」を守ることになるとの思いで行われています。

 横田校長先生はご挨拶の中で、先々代の今井源一郎との出会いによって本当の日本酒を知ったとお話をされた後、四季桜の祝い樽で鏡開きが行われました。
 今回大勢の卒業生の皆様とお話が出来て、蔵元は日本酒を愛する酒販店様や消費者の皆様に育てて頂いている事を実感する大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。この皆様からの熱い思いを胸に今期も四季桜造りに精進してまいります。

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2006/10/25更新
◆ JAうつのみや機関誌「アグリジャンプ」10月号掲載 ◆













⇒「JAうつのみや機関誌「アグリジャンプ」10月号掲載」

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2006/10/6更新
◆ 日本のお酒と音楽と応援団の夕べ ◆
 9月8日、東京の三益酒店さん開催の「日本のお酒と音楽と応援団の夕べ」にお邪魔してきました。今年で6回目となる会は王子駅の北とぴあ飛鳥ホールで行われ、音楽を聴きながら日本酒、焼酎、梅酒、ワインを飲んで楽しむというアットホームな素敵な会でした。 今回は一般客として参加させて頂きましたが、多くの方からこれからの酒造りに参考となるお話を聞くことが出来ました。

 明治大学応援団の皆さんが応援歌や校歌を歌い「フレ〜フレ〜みーまーすー」と三益酒店さんを応援して会を盛り上げ、最後に三益酒店さんご一家がご挨拶をして終了となりました。素晴らしい会に自分の醸した日本酒を出品させて頂き、また参加できたことを嬉しく思います。
 いよいよ平成18酒造年度の酒造りが始まります。皆様に喜んで頂ける四季桜を醸せるよう気持ちを新たにして取り組んでまいります。

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2006/10/6更新
◆ 三ツ矢銘酒会定例会 ◆
三ツ矢銘酒会定例会 8月27日東京都吉祥寺「東急イン」で「三ツ矢銘酒会定例会」が行われました。
 この定例会は111回続いているとても伝統のある酒の会で、その112回目に「四季桜を楽しむ集い」を開催して頂くこととなり、菊地正幸社長と今井昌平専務が参加させて頂きました。

 定例会に先立ってきき酒を行い、各自感想を書いて頂きました。「真剣にきき酒をするととても疲れます。でも、勉強になります」と参加者から率直な感想を頂きました。また、三ツ矢銘酒会の会長である漫画家の高瀬斉さんと日本酒について熱い思いを語り合いました。
 今後もこのような会を通じて「まごころ一献 四季桜」を、日本酒愛飲者に伝えていきたいと思います。

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2006/8/30更新
◆ 全国新酒鑑評会 ◆
 5月24日、京都の松尾大社に無事に酒造りが終わった事を報告し参拝して参りました。今年は冷え込んだ日が多く、酒造りに適した酒造年度でした。特に1月の大吟醸造りの期間は−7℃まで気温が下がり醪がとても良い状態で、味わいのある美味しい吟醸が出来上がりました。





 独立行政法人酒類総合研究所主催の全国新酒鑑評会の一般公開が行われる前夜は、広島市内に全国の蔵元が集まります。そこで今期の酒造りの話や、ロマンのある日本酒造りに今後も頑張ろうと深夜まで語りあいました。

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2006/6/8更新
◆ 蔵元の技と心を飲む会 ◆
 5月13日に美酔会主催の「骨髄バンク・盲導犬育成支援チャリティ 第5回蔵元の技と心を飲む」に参加して参りました。当日は盲導犬の「みかんちゃん」も会場に来て会を盛り上げてくれました。





 四季桜ブースにお越し頂いたお客様には、宿泊ということでゆっくりくつろいで美味しい日本酒を楽しんで頂き、また多くのご意見を頂戴致しました。今後の酒造りの参考とさせて頂きます。ご参加頂きました皆様には厚くお礼申し上げます。
 これからもいろいろな酒の会を通して、お会いした方々と日本酒の話しをさせて頂きたいと思います。その際にはお気軽に声を掛けて頂ければ嬉しいです。

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2006/6/8更新
◆ 17酒造年度四季桜造り ◆
 今期の酒造りでは二つ新しいことに取組みました。
 一つ目は自家培養酵母での酒仕込みです。
 酵母培養は、東京農業大学の酒類学研究室で行っていましたので、それほど難しくありませんでした。今後、四季桜の蔵の中に昔からある蔵付き酵母を培養できればと思っています。当蔵では吟醸クラスに栃木県酵母のT−F酵母、T−1酵母、T−S酵母の3種類の酵母を使用していますが、それぞれに性格が違っているのでそれに合った培養が必要です。

 今年度研究したデータを基に、今後は全ての仕込みで酵母培養を実施する予定でいます。二つ目は麹室の改築です。室温、湿度の調節が一層好都合となり、よりしっかりした麹を造ることが出来るようになりました。これからも米の旨味を引き出す良い麹造りに邁進してまいります。

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2006/5/8更新
◆ 南部杜氏夏季酒造講習会 ◆
 平成17年7月26日から29日までの四日間、岩手県石鳥谷町立中央公民館で南部杜氏夏季酒造講習会が開催され、今年も社員4名で参加してきました。
 杜氏科、研究科、特科に分かれ8時30分から連日熱心な講義がありました。私が受講した杜氏科は、各国税局鑑定官室の先生方より全国新酒鑑評会の傾向や鑑評会の必要性などの話がありました。
 関東信越国税局中嶋先生は、これからの杜氏の役割として特に
 @これまでどおりの製造責任者(杜氏)であること 
 A新たな製造責任者(杜氏)の養成担当者になること
 の2つをあげておられました。
 これからも川村杜氏より酒造技術をご指導頂き、より良い四季桜を醸していけるよう努力したいと思います。

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2005/8/19更新
◆ 京都松尾大社参拝 ◆
 5月26日、東広島市の独立行政法人酒類総合研究所で、全国新酒鑑評会の一般公開がありましたが、毎年、他蔵の酒質や傾向の研究を兼ねて参加をしています。翌日は、全国的にも酒の神として有名な京都松尾大社に今酒造年度の豊醸を感謝して参拝しました。

 松尾大社は5〜6世紀に秦氏の集団が来住し絹織物や酒造の技術を伝え、中世以降唯一の酒造神として仰がれています。東広島での一般公開の場は、友人や先輩方との再会、利き酒の勉強等でとても充実した日になりました。

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2005/6/2更新
◆ 結婚しました ◆
 平成16酒造年度の四季桜造りが始まりました。昨年と同じく岩手蔵人4名、地元蔵人5名の計9名で取組んでいます。今年は酒米の品質も良く 、例年以上の四季桜を醸し出せるものと思います。
 毎年仕込みの前に目標を立てますが、今期は3点を念頭に取組んでおります。
 1点目は、総ハゼで出麹歩合が低くなるような麹を造る事です。これにより香高いお酒が出来上がります。
 2点目は、酒造期間を通じ全ての麹を大吟醸麹と変わりなく造りたいと思います。
 3点目は、私事ですが10月に結婚を致しました。結婚を機会により一層美味な四季桜造りに邁進してまいります。
 今後ともよろしくお願い致します。
『新郎の甥は麹屋を担当す妻を娶りて糀花咲かさん』
『十月の澄みわたりたる秋の日に嫁ぐ新婦は亜紀というなり』

(菊地 徹会長・薫酒と短歌の部屋より)
2004/12/6更新
◆ 新世代 栃木酒の会 ◆
栃木県酒造組合主催の酒の会『新世代栃木の酒 第一章〜下野杜氏誕生へ〜』が開催されました 10月15日(水)東京のホテルニューオータニで、栃木県酒造組合主催の酒の会「新世代栃木の酒 第一章〜下野杜氏誕生へ〜」が行われました。栃木県の若手蔵元の酒造りに対する心意気を酒販店様に知って頂くイベントで、栃木県の酒蔵28社が参加しました。
 栃木県では杜氏育成講座を開設し、高品質の清酒を製造できる技術はもちろんのこと、酒造現場において生じる様々な場面で臨機応変に対応できる技術の習得をめざし、複数の酒造現場において経験豊富な杜氏、製造技術者から実践的な酒造技術を学ぶシステムを取り入れています。これにより杜氏の持つ酒造りの伝統と技を若い世代に伝授し、さらなる日本酒業界の発展を目指すというものです。

 この取り組みを通して「新世代栃木の酒  第一章〜下野杜氏誕生へ〜」に関わる若手蔵元は、酒造りに対する情熱を酒販店様に直接聞いて頂く機会を得て、これから酒造期に入るにあたり良い刺激になりました。
 四季桜では今月22日、川村杜氏が岩手から昨年と同じメンバーを連れ元気に入蔵します。私も気を引き締め四季桜造り取組んでまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。
2003/10/22更新
◆ 南部杜氏夏季酒造講習会を受講 ◆
 社団法人南部杜氏協会が主催する夏季酒造講習会が、今年も岩手県石鳥谷町と紫波町の2会場で、7月22日から4日間開催されました。今年で92回を重ね、酒造業界において高い評価を得ている講習会です。
 昨今は、地元岩手県の会員(蔵人)に加えて他県の参加者も増え、今年の講習会では2,000名が参加しました。当社では杜氏を始め7人が受講し、参考となる酒造技術を身に付けるべく各県工業技術センターの先生方の講義を受けました。
 講習会は特科、研究科、杜氏科と酒造技術習得別に分かれて行われ、私は杜氏科を受講しました。特に杜氏科では開催年度に南部杜氏自醸清酒鑑評会で首席となった蔵元の杜氏の講義が行われ大変参考になる話を聞くことが出来、参加する楽しみの一つになっています。
 講習会は一人一人の酒造りの方法や考え方は異なっていても、旨い酒を造りたいとの気持ちには違いがないことが実感出来る場であり、また多くの杜氏が参加し杜氏達と交流が図れる場でもあります。今後も積極的に参加したいと考えております。
2003/8/4更新
◆ 酒造期間中は納豆不可 ◆
酒造期間中は、納豆不可 年が明けて大吟醸酒仕込みの時期になり、現在、大吟醸の添麹に取り掛かっております。この麹によって酒の良し悪しが決まるという程に大切な作業で、少しのミスも許されません。これから半月間、麹と真剣勝負との思いで麹造りに取り組んでまいります。
 さて、今回はムロ(麹室)の清掃消毒についてお話しをさせて頂きます。ムロで最も注意する点は、雑菌をいかに繁殖させないかという事です。高温多湿である蒸米は、麹菌にとって良い環境であると同時に細菌にも適した環境でもあります。細菌は蒸米の布やムロに入る人などから入ってきます。その中でも人の手から入るのが一番多く、その為、ムロに入る時はきちんと手を洗い殺菌消毒をしてから入室します。

 細菌類のうち、製麹中に汚染するものに納豆菌があります。名前の通り、納豆を作る時に用いる菌と同種のもので繁殖力がとても強い菌です。ムロ内で納豆菌が繁殖すると、これを取り除く為に麹造りがストップし、仕込み作業に支障をきたします。その為に、酒造りが始まると酒造りに関わる蔵人は、全員納豆を食べることが出来ません。冬の季節、特に納豆は旨いのですが、美味しい酒を醸す為にはやむをえません。
 さぁ〜 これからが本番です!!身も心も清めて大吟醸酒を造っていきます。どうか四季桜大吟醸酒をご期待下さい。
2003/1/30更新
◆ 麹造りただ今真っ最中 ◆
 朝晩冷え込み、酒の仕込みに良い時期になってきました。
 ムロ(麹室)の中は34℃ちょっと、動けば汗が出てきます。室外は8℃、毎日何回も冬の北海道と真夏の沖縄を往復しているような思いです。
 昔から『一 麹、二 もと、、三 造り』と言われるように麹造りは最も重要な作業です。朝8時に蒸米をムロに運び入れ、この蒸米を32℃まで冷まして種麹をふりかけ、細かな温度と湿度の操作をし、麹菌を増殖させます。

 2日後の朝6時に麹として出来上がりますが、この際には栗の甘い香り(栗香)がします。
四季桜では、まもなく吟醸仕込みが始まります。その時にはムロの室温を36℃にします。なぜそのように高めるのかと申しますと、吟醸用麹は麹菌を通常の半分以下しかふりませんので、増殖を助ける意味からムロを高温にします。少ない量で酸素を多く生産させるという難しい作業で、酒造りで最も気合が入る時期でもあるのです。
 3月中旬まで続く麹造りを頑張ります。
2002/12/5更新
◆ 酒造りは天職 ◆
 私は子供の時から利き酒をしていたような気がします。お酒を飲んでいた訳ではないのです。
酒の席で父が4〜5種類の酒を並べてその中から美味しいと思う酒を1つ選ぶというものでした。まだ子供だった自分は、当たれば誉められるという事で子供心に一生懸命利き酒をした記憶があります。なぜか、毎回当たってしまい、父は客人の前で誇らしげに、楽しそうにお酒を飲んでいた様子を思い起こします。そんな事もあり小さい時から日本酒と共に育ってきましたが、父がガンと戦うまでは日本酒造りの事は考えていませんでした。

 父の最後の誕生日の時に、自分の酒造りの思いを歌にして皆に聞かせました。
 その中に『日本の酒を醸すのだ昌平、命をかけて・・・』という歌詞があり、自分の全てを託すと言っているように思われ、それが酒造りを考えるようになった一番の要因であります。

 それから、東京農業大学に入学し酒の勉強をし、同期の酒蔵の息子達と出会い、卒業後は熊本県酒造研究所の萱島先生と松本杜氏の下で3年間麹造りを中心に勉強しました。現在は、麹役として川村杜氏の下で酒造りをしています。自分が造りたい酒は、飲み終わってもまた飲みたいと思えるような酒です。

 まだまだ、修行の身で分からない事が多く苦労していますが、酒造りはとてもやり甲斐のある仕事だと思います。川村杜氏に長年かけて習得した酒造技術を教えてもらい、今後も美味しいと喜んで頂ける四季桜を醸していきたいと思います。
 どうぞ、宜しくお願いします。

 父の情熱を受け継ぎ吟醸純米酒を醸しました。ほのかな吟醸香と優しい味わいが特徴です。
 銘柄はまごころ一献・四季桜です。クリックしてご覧下さい。

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